【2018年度版】コスパに優れたマイニングPCでマイニングをはじめよう!

この記事では安くて優秀なマイニングPCの作り方をご紹介しています。
マイニングではGPUは優秀な製品が必要ですが、他の部品はコストパフォーマンスを優先するのが一般的です。
パーツごとにコスパの良い商品をいくつかご紹介します。
これであなたもマイニングを行うのにコスパの優れたマイニングPCを作れます。

【2018年度版】コスパに優れたマイニングPCでマイニングをはじめよう!

最近は仮想通貨だけではなくマイニングに関しても興味を持つ方が増えてきました。
PCに関して詳しくない方もマイニングへの興味・関心を持つようになって来ています。
当サイトは自作PCについてある程度知識がある人を前提としています。
しかし、最近はそういった知識がなくてもPCを作りたいと思う方が増えてきています。
この記事ではマイニングに必要なハードウェア一式をどう購入すべきかを紹介します。
特にコストパフォーマンスを重視したハードウェア一式を用意します。

なぜコストパフォーマンスを重視するのか

マイニングPCには高価なCPUや高価なマザーボードは必要ありません。
特にCPUマイニングを行わない場合、CPUは安価な製品で大丈夫です。
マイニングPCに必要なのは低価格なCPUとPCI-Eスロットが豊富なマザーボードです。
あとは最低限使えるメモリ容量、長期保証付の750W~1000WのPC電源があれば十分です。
こうして不必要な出費を減らしてマイニングに特化したPCを組み上げて行きます。

マイニングPCに必要な部品(ハードウェア)

OSWindows 10 Home 64bit版
CPU(Intel)Celeron G3930
Celeron G3900
M/BTB250-BTC+
H110M-BTC
メモリーDDR4 2133 4GB
SSDSamsung SSD 120GB
PC電源Corsair HX850i
玄人志向 Platinum KRPW-PT800W/92+
ライザーカードPCI-E 1X to 16X USB3.0対応

大前提としましてPCを作る場合はIntelかAMDのCPUを採用するかで大きく分かれます。
今回はCPUマイニングをしないのを前提で、最も安価なCPUを使います。

OS – Windows 10 Home 64bit版

マイニングPCでは64bit対応のOSが必須になります。
その為、OSはWindows10 64bit版を使うのが一般的です。
Windows 10はHome版とPro版がありますが、Home版で十分です。

CPU – Celeron G3930, Celeron G3900

CPUは数多くありますが、安価なCPUはIntel Celeronシリーズになります。
特にCeleron G3930とCeleronG3900は4,000円前後で買える安価なCPUです。
Celeronは安いだけではなく、ベースクロックは2.9GHz・2コア仕様で性能もそこそこあります。
なお、性能面ではG3930が若干優れていますが、値段も数百点ほど高いです。
在庫がある方をお好みで購入しましょう。

マザーボード(M/B) – BIOSTAR LGA1151 TB250-BTC+, H110M-BTC

マザーボード(M/B)はGPUが数多く接続可能な製品が必要です。
マイニングPCで有名なマザーボードはBIOSTAR社から販売されているBTCシリーズです。
BTCシリーズはGPU 5枚以上に対応している製品がほとんどになります。
BIOS設定ではマイニング向けの設定も用意されており、マイニング初心者でも使いやすい特徴があります。
数多くのBTCシリーズがありますが、オススメなのは安価で使いやすいTB250-BTC+とH110M-BTCです。
TB250-BTC+は8GPU対応、H110M-BTCは6GPU対応です。
なお、どちらのマザーボードもCeleron G3930, G3900に対応しています。

メモリー – DDR4 2133 4GB

メモリーはCPUとM/Bに対応している必要があります。
Celeron G3930, G3900とTB250-BTC+, H110M-BTCに対応しているのはDDR4 2400/2133になります。
安価なのはDDR4 2133になります。
メモリはおおよそ4GBあれば十分なのでDDR4 2133対応の4GBを購入すれば大丈夫です。

SSD – Samsung SSD 120GB

OSをインストールするには大容量のストレージが必要になります。
ストレージはHDDを用意しても良いですが、SSDがオススメです。
最近のGPUマイニングではストレージの一部を仮想メモリとして用意する例が増えてきています。
特にXMRやETHマイニングでは仮想メモリを用意する事でマイニングが安定することが出来ます。
おおよそ仮想メモリは16GB~32GBが必要です。余裕を持たせて120GB前後のSSDを購入するのがオススメです。
Amazonで購入する場合はおおよそ120GBで6000円以下で購入可能です。
特にSamsung社のSSDは5000円以下で購入可能なのでオススメです。

PC電源 – Corsair HX850i, 玄人志向 800W Platinum KRPW-PT800W/92+

筆者は2017年に作ったマイニングPCのほとんどは、安価なPC電源をよく使っていました。
大体7,000~8,000円で購入可能なSilver認証のPC電源です。
PC電源は安価な製品で十分だと思っていましたが、安価なPC電源は発熱量が高く24時間稼働させることが難しい場合があります。
特に安価なPC電源は60度以上に達すると強制的にPCがシャットダウンする場合もありました。

「安いPC電源はちょっとリスキーかな」と思い始めましたので、今回紹介する商品は高品質なPC電源になります。
高品質なPC電源は安価なPC電源と比べると、使われるパーツの品質が高いので発熱量が低いです。
その為、フルパワーに近いPC電源容量を使っても50度や60度などの高温に達する事がありません。
また、Platinum認証を取得したPC電源は電源効率が良いので長い目で見ると電気の節約も出来ます。
オススメのPC電源はPlatinum認証以上を取得したPC電源です。

Platinum認証を取得したPC電源は数多くありますが、有名なのはCorsairのPlatinum認証取得850W対応のHX850iです。
マイニングPCで使われるPC電源で最も有名なのはCorsairだと思います。
他にも自作PCではよく使われるPC電源になりますね。
よくPC電源で紹介される例も多いPC電源であり、人気があり定評もあります。

もう一つは玄人志向の800W Platinum KRPW-PT800W/92+です。
こちらもPlatinum認証取得のPC電源になります。Corsairよりも安価ながらも性能は一定基準を満たしています。
どちらもオススメですが、値段で考えると玄人思考の製品の方が安くて良いですね。

ライザーカード – PCI-E 1X to 16X USB3.0対応

GPUは基本的にはPCIe x16と言う専用レーンを使って接続します。
このレーンはゲームや動画で画像処理をする為に必要なデーター容量を管理する為に使っています。
しかし、マイニングを行う場合はPCIe x16をフルレーンで使うことはありません。
この点に着目してGPUマイニングではPCIe x16をPCIe x1に変換するライザーケーブルを使います。
この専用ケーブルを利用するとPCIe x1~PCIe x16が搭載されている全てのレーンでGPUを接続可能になります。
例えば、PCIe x16/x8/x4/x1が合計で8レーンあれば、ライザーカードを使って最大8GPUまで接続が可能になります。

2017年からライザーカードはUSB3.0ケーブル対応が増えてきています。
特にライザーカードに独自の電源供給が搭載されているケースが増えてきており、固定コンデンサを採用したライザーカードも増えてきました。
下記はAmazonで人気のあるライザーカードです。筆者もこのライザーカードを10本以上使ってマイニングを行っています。

アクセサリー – ATX電源 スイッチケーブル

スイッチケーブルはマイニングPCに必須ではありませんが、スイッチケーブルがあると便利です。
マイニングPCの起動・シャットダウンをスイッチケーブルで管理出来るようになります。
基本的にマイニングPCはPCケースに入れずに24時間稼働させます。
万が一問題が発生した場合はスイッチケーブルを使ってシャットダウンが出来ます。
筆者は問題があった場合はスイッチケーブルでPCをシャットダウンさせることがよくあります。
スイッチケーブルは値段がお手頃なのでオススメです。

GPUはどれを選ぶのがいいか?

コストパフォーマンスの良いマイニングPCについて各パーツごとに紹介しました。
最後にGPUの選び方についてご紹介します。

仮想通貨によって得意・不得意なGPUが存在する

まず大前提として、GPUは仮想通貨によって得意・不得意が存在します。
主な仮想通貨をマイニングをする場合は、RadeonとGeForceで下記のような得意・不得意があります。

仮想通貨RadeonGeForce
イーサリアム(ETH)
モネロ(XMR)
Zcash(ZEC)
モナコイン(MONA)

基本的にGeForceはどの仮想通貨にも万能に対応しています。
特にZcash(ZEC)やモナコイン(ZEC)ではRadeonよりも有利なマイニングが出来ます。

一方のRadeonは得意・不得意がハッキリとしています。
イーサリアムやXMRのマイニングはGeForceよりも有利です。
一方でZcash(ZEC)やモナコイン(MONA)では不利になります。

どちらを買うかは好みですが、GeForceを購入するユーザーが増えてきました。
筆者はRadeonでマイニングをしていますが、Radeonユーザーはちょっと少なくなって来てるかな…?

イーサリアム(ETH)

イーサリアムではRX570/580でマイニングをすると効率が良いです。
GeForceでマイニングをする場合はAfterbunerなどでチューニングすることでワットパフォーマンスが優秀になります。
オススメはRX580ですが、値段が安くなってきたGeForce GTX 1070Tiもオススメです。
参考程度になりますが、イーサリアムをRadeon RX570/580, GeForce GTX 1070Tiでマイニングした場合のハッシュレートは下記の通りです。

Radeon RX570/580 26~30MH/s 150W
GeForce GTX 1070Ti 28MH/s 130W

性能としてはどちらも優秀ですが、GeForce GTX 1070Tiの方がワットパフォーマンスが優秀です。
その為、消費電力を抑えながらマイニングをするならGeForce GTX 1070Tiの方が良さそうです。

モネロ(XMR)

モネロ(XMR)のマイニングではRX VEGA 64/56が圧倒的に有利です。
どれぐらい有利かと言いますと、RX580と比較して性能・電源効率が2倍ぐらい向上しています。
その為、モネロ(XMR)のマイニングをするなら絶対にRX VEGA 64/56を購入しましょう。
他のGPUは・・・買うだけ無駄ぐらいのレベルです。

Zcash(ZEC)

Zcash(ZEC)のマイニングは今も昔もGeForceが有利です。
もうこの点に関してはRadeonに出る幕はないです。悲しいですが、Radeonユーザーは諦めて下さい。
性能としてはGeForce GTX 1080 TIが最も高性能です。
参考程度になりますが、ZcashをGeForceでマイニングした場合のハッシュレートは下記の通りです。

GeForce GTX 1080 Ti 700h/s 200W
GeForce GTX 1080 540h/s 180W
GeForce GTX 1070 460h/s 160W
GeForce GTX 1060 320h/s 100W

これらのハッシュレートは海外の動作報告を参考にしました。
オススメはGeForce GTX 1060とGeForce GTX 1080です。
なお、GeForce GTX 1080はGeForce GTX 1070Tiとほとんど性能が同じです。
GeForce GTX 1070Tiの方が若干安いので、購入するならGeForce GTX 1070Tiの方がお得になります。
本格的なマイニングをしたい人はGeForce GTX 1070Ti。初心者にはGeForce GTX 1060がオススメです。

モナコイン(MONA)

モナコイン(MONA)のマイニングはGeForceが有利です。
参考にモナーコインをGeForceでマイニングした場合のハッシュレートを紹介します。

GTX1060 23.39MH/s 120W
GTX1070 35.88MH/s 150W
GTX1080 47.68MH/s 180W
GTX1080Ti 58.05MH/s 250W

性能としてはGeForce GTX 1080 Tiが最も良いですが、価格やコストパフォーマンスを考えるとGeForce GTX 1080がオススメ
GeForce GTX 1080はGeForce GTX 1060の2倍のハッシュレートで低消費電力です。
本格的なマイニングにはGeForce GTX 1080がオススメ。初心者にはGeForce GTX 1060が良いです。
なお、GeForce GTX 1070TiはほぼGeForce GTX 1080相当の性能になります。
その為、1080を購入をするならGeForce GTX 1070Tiの方が若干安いのでオススメです。

マイニングが難しいならクラウドマイニングと言う選択肢もあります

この記事を参考にマイニングPCを用意出来る人もいれば、『ちょっと難しそうだな』と思う人もいるでしょう。
もしマイニングPCを準備したりするのが難しいのであればクラウドマイニングを行うのも一つの手段です。
クラウドマイニングは、海外に設置したマイニングPCにマイニングを代行してもらうサービスです。
自分でマイニング環境を準備するより費用が掛かりますが、電気代が掛からないメリットがあります。
クラウドマイニングでマイニングの入門をするのも一つの選択肢だと思います。
実際に筆者もBTCのマイニングなどはクラウドマイニングを行っています。
ご興味がある方はクラウドマイニングで有名な会社『Genesis Mining』の利用方法を下記の記事にてまとめています。

Genesis Miningでクラウドマイニングをしてみよう

6 Comments

考え方違うなと読んでて思いました。
GPU買うならRadeon1択ですね。
ZECも1060と差がなくRX570は310h/sくらい出るし
XMRで800h/s、ETHで28Mh/s。
マイニングの収益考えるとETHかXMRが常に優位である事。
1070を買うならRX570を2枚買う方がよい。
同じくらいの初期投資で倍以上の収益が見込める。
費用対効果を考えず1070を推薦する方が多い。
同じお金でより多くGPUをそろえる方がより収益が得られる。
1070を2枚買うよりRX570を4枚買う方が得られるものが大きいという
単純計算。
GTXの売却収益を入れても敵わないくらいRadeonとGTXでは差が出る事。
なので私はRadeonしか買わないです。

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ナカニシ

はじめましてASICでマイニングしている者ですがこちらの記事に出会ってGPUマイニングも始めようとこの記事に即したパーツを揃えました。
BIOSTARのB250+は手元にありますがProが届くまで2WEEKSだそうで組み上げをPROを待つか+で組んでしまうか悩んでいます。
なんて思っていたらのETHの爆上げに凹んでいます。

ところで質問なのですが、、、ETHのPOS移行についてどうお考えですか?
今からでもETHマイニングは遅くないでしょうか?
今更ETHマイニング始める私にとってよくわからないことだらけで、、
明日にでも参入するべきなのかじっくり焦らずPRO入荷を待つか、、、
この世界は超スピードなので、、

ETH初心者にアドバイスいただけたら幸いです。

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admin

ナカニシさん

今までASICでマイニングをしていたと言うのは面白いですね。私とは真逆の人になりますね。

>ところで質問なのですが、、、ETHのPOS移行についてどうお考えですか?
>今からでもETHマイニングは遅くないでしょうか?

12月の収支報告記事を書いていませんが、現在もETHのマイニングをしています。
diffの上昇が着実に高まっているのを見ていると、価格が下落して行くタイミングで不安が出てきそう・・・っと言うのがまず本音としてあります。

ご質問のPoSへの移行については、もう1年以上前からの懸念材料です。
PoSに移行したら他をマイニングする事にした方が良いでしょう。そういう結論です。

>明日にでも参入するべきなのかじっくり焦らずPRO入荷を待つか、、、

GPUがあってマザーを待ってる状況なら、まぁ手持ちので組んでみるのが良さそうですね。
取り敢えず、頑張って下さい。ASICとの違いもあると思いますが、まぁ楽しみながら行きましょう。

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ナカニシ

お返事ありがとうございます。

今回ライトなRIGを組もうと思いNANO FURYx2
GTX1060 6GBx4
を集めました。

ASICの世界は正直HARD依存ほぼ100%で
ファーム書き換え(自力では作れません。)程度の技術介入しか出来ないようで
(HARDを安く買うには多少の情報力も必要ですが、、、)とにかく資金とスピードが全てで
HARDが入ったら回すのみで実にお金だけで、楽しむとは少々違う感じです。
HARDの詐欺も横行中。魑魅魍魎が多すぎです。
BITMAINには自分も随分翻弄されました。
今は個人規模でS9、INNOSILICON A4+、D3などですがこれらの命もいつまでやら。
もう少しだけでも落ち着いてやりたい(楽しみたい)のとコインの選択肢もあるGPUに移行、、、
という次第です。まだクリプトマイナーのBATファイルも設定したこともないので、、
入り口はとりあえずNICEHASHで(多少はロスがあっても)おまかせしながら
最適なプールを物色したいと考えています。
今更の参入ですが、、楽しみたいと思います。
今後も記事、楽しみにしています。

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admin

ナカニシさん

NANO FURYはマニアックですね。可能ならRX570/580/470/480を考えておいて下さい。こちらのほうがETHなら得意です。
NANOは悪い選択ではないですが、世代が古いのが悩みどころですね。

>入り口はとりあえずNICEHASHで(多少はロスがあっても)おまかせしながら
>最適なプールを物色したいと考えています。

当サイトだとNICEHASHは紹介記事がほとんどないのですが、確かにNICEHASHは流行ってるのでそれで良いと思います。
頑張って下さい。

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ナカニシ

adminさま
ひとつマイナーのセッティングで質問をしてよろしいでしょうか?
全て組み上げる途中でFURY NANOと1060を認識させNICEHASHではGEFORCEを走らせ自動。
CRAYMORE DUALでFURYだけを走らせETHERMINEで掘る事はできるのでしょうか?
CRAYMOREでGEFORCEを走らせない場合は
batファイルの最初の5行を削除で良いのでしょうか?

setx GPU_FORCE_64BIT_PTR 0
setx GPU_MAX_HEAP_SIZE 100
setx GPU_USE_SYNC_OBJECTS 1
setx GPU_MAX_ALLOC_PERCENT 100
setx GPU_SINGLE_ALLOC_PERCENT 100

この5行です。

ご迷惑かけて申し訳ありません。

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