デジモノ達人

PCやスマホなどデジタルな情報を気ままにご紹介!

【2018年度版】イーサリアム(Ethereum:ETH)をマイニング(Mining)する方法

この記事はイーサリアム(Ethereum:ETH)のマイニング(Mining)についての紹介になります。
内容は2017年に書き上げた記事の書き直しになります。
ソフトウェアのアップデートなどを行えば、2年前からマイニングしている人でも対応可能です。

【2018年度版】イーサリアム(Ethereum:ETH)をマイニング(Mining)する方法

2016年や2017年に比べてマイニングが日本でかなり浸透化して来ました。
大手企業が大規模なマイニングを行う例も増えてきまして、当サイトの役割が年々減ってきている気がします。
マイニングは個人でも可能であり、PCに関する基礎的な知識があれば誰でもマイニングが出来ます。

さて、マイニングとはグラフィックボード(GPU)などを使って、仮想通貨を採掘することを言います。
代表的なマイニングとしてはビットコイン(BTC)のマイニングがあります。
BTCのマイニングはGPUではなく専用機器(ASIC)を使い、高効率でマイニングするのが主流です。

ASICのマイニングでは、専用機器を購入するだけで後は簡単にマイニングが出来ます。
只、ASICは海外から購入するのが一般的でして、購入手段や購入先がほとんど限られています。
今後は日本企業からASICを購入する方法も出てくると思いますが、まだまだASICのマイニングは一般ユーザーにはやや敷居が高いですね。

この記事ではASICに対応していない、GPUマイニングが高効率な仮想通貨でのマイニングを紹介します。
GPUマイニングでは、GPUがあれば簡単にマイニングが可能なので誰でもお手軽に出来るのが特徴です。
但し、GPUマイニングでは注意点があります。
マイニングには自作PCの知識がある程度必要であり、PCの組み立てなどが分からないと困る場面があります。
GPU1枚~2枚のマイニングであれば不自由なく動くと思いますが、3-5枚のマルチGPUによるマイニングは動作しない場合があります。
このような場合にもテクニカルに解決出来る知識が必要です。当サイトではカバーできない問題も多々あると思います。
自作PCの基礎知識、マイニングについての知識をある程度勉強してからマイニングすることをオススメします。

発掘にひつようなもの

OSWindows 7, 10 64bit版
GPURadeon RX 580
掘削機(ソフトウェア)Claymore's Dual GPU Miner
プール(サイト)Ethermine
ウォレット(お財布)coincheck, bitFlyer, poloniex

GPUは可能であれがRadeon RX580/570などが良いですが、手に入る手段が難しいのであればGeForce GTX 1060/1070/1080を使いましょう。
マザーボードやライザーケーブルなどは下記の記事にてまとめています。

【2018年度版】コスパに優れたマイニングPCでマイニングをはじめよう!

動作環境

OSはWindowsであれば64bit版が必須になります。スタンダードなのはWindows 10 64bit版になります。
SSDなどのストレージ容量は16GB以上が推奨されています。

GPUに関してはビデオメモリによって動作がしない場合があります。
2016年末あたりからGPUに搭載されているメモリが2GBのグラフィックボードは全て動作対象外となりました。
GPUのメモリは最低でも3GB以上必要になります。推奨環境としてはビデオメモリが4GB以上になります。
AMDのドライバー(AMD Catalyst)は16.11.5あるいは17.5.1での動作が安定しています。

推奨環境

OS : Windows 10 Home/Pro 64Bit
RAM : 4GB
SSD/HDD : 30~120GB
GPU : Radeon/GeForce どちらもビデオメモリ4GB以上

Radeonはマイニング用修正パッチが登場

Radeon全般のマイニング向けパッチが登場しました。
下記のパッチを使うことでハッシュレート改善などがあります。
ここ1-2年で販売されたGPU全般で使えるのでぜひ試して下さい。
筆者このマイニング用修正パッチを利用してマイニングをしています。

Radeon Software Crimson ReLive Edition Beta for Blockchain Compute [公式サイト]

手順その1:ウォレットの準備

ウォレットはイーサリアムやビットコインを保存するお財布になります。
ウォレットがないと手に入れたイーサリアムを換金する手段がありません。
今回はイーサリアムの換金や保存手段も検討した上でcoincheckと言う取引所を利用します。
coincheckの公式サイトは下記のURLからアクセス可能です。
coincheckに関しての情報・登録に関しては下記の記事をご参考にして下さい。

coincheck [公式サイト]

ビットコインを簡単に取引可能なCoincheckの登録方法

手順その2:掘削機のダウンロード

イーサリアムに限らず仮想通貨の発掘には掘削機が必要になります。
今回はETHと同時に他の仮想通貨をマイニング可能なClaymore's Dual GPU Minerを使います。
このClaymore's Dual GPU Minerの特徴として...

  • ETH + DCR/SC/PASCなどの2つの仮想通貨が同時にマイニング可能
  • 同時に2つの仮想通貨をマイニング時に手数料(1%~2%)が発生する
  • GPUのコアクロック・メモリクロックを調整可能

Claymore's Dual GPU Minerは以上のような特徴を持っており、1%~2%の手数料が取られますが2つの仮想通貨を同時にマイニング可能です。
通常はイーサリアムのみのマイニングなどになりますが、Claymore's Dual GPU Minerだとお得にマイニングが出来ます。
なお、今回の記事ではETH + DCRのデュアルマイニング例を紹介します。
下記のサイトよりダウンロード可能です。

Claymore's Dual GPU Miner v11.0 [公式サイト]

公式サイトの『LINKS』に紹介されているサイトからソフトのダウンロードが可能です。

手順その3:Poolの登録

Claymore's Dual GPU Minerを使う関係上、イーサリアムのプールとDCRのプールを使います。
DCRのマイニングに関してはアカウントを登録する必要があります。DCRのマイニングではアカウント登録は必須です。
なお、『面倒くさいからDCRはマイニングしないでETHのみシングルマイニングしたい』場合はDCRのプールアカウント登録は不要です。

dcr.suprnova.cc [公式サイト]

手順その4:マイニングをしてみる

ウォレット・掘削機・プールの準備が出来たらいよいよマイニングを開始してみます。
まずはClaymore's Dual GPU Minerの設定をしていきます。
Claymore's Dual GPU Minerのフォルダ内に『ETH + DCR.bat』と言うbatファイルを用意します。
ファイル内容は下記の内容を記述します。

各項目について説明が必要なので紹介していきます。

最初の5行(setx)

最初の5行ではGPUに関しての値を入力しています。この行は変更せずにこのままにしておいて下さい。

-ewal

-ewalではイーサリアムのウォレットコード、ワーカー(動かしているGPU達の名称)を入力します。
【0x.Rig】と表記しましたが、最初の【0x】以降にあなたが手に入れたイーサリアム用のウォレットコードを入力して下さい。
ウォレットコードは手順1で紹介した取引所にて入手可能です。
【.】の後に続く【Rig】はワーカー名を表しており適当な名前で良いです。
複数のPCでマイニングをしている場合は【Rig1】【Rig2】などが良いかと思います。

-dwal

-dwalではsuprnovaでアカウント登録した名前を使います。
【Name.Rig】と表記しましたが、最初の【Name】にアカウント登録した名前を入力。
【.】の後に続く【Rig】はワーカー名になります。

-dpsw

-dpswではsuprnovaでアカウント登録したパスワードを使います。
【x】と表記しましたがこの部分にアカウント登録したパスワードを入力します。
-dwal, -dpswが正しくない場合はsuprnovaのプールにアクセスが出来ませんので注意して下さい。

問題なく動けばマイニングは成功しています。

ETHのみマイニングしてみる

もしETH + DCRのデュアルマイニングではなくETHのみのマイニングがしたい場合は下記のような内容を記述します。

ファイル名は『ETH.bat』などで良いでしょう。問題なく動けばETHのみをマイニングします。

ETHのみマイニングする利点

Dual MiningをするとETHのみをマイニングした場合より若干消費電力が上がります。
もしあなたがRadeon RX580を使用していた場合、Dual Miningだと130W-150Wの消費電力になります。
ETHのみのマイニングだと110W-120Wの消費電力になります。
どちらが効率が良いか考えた上でマイニングをしてみると良いです。

手順その5:プールからウォレットへの払い出し

マイニングが無事成功すれば後はひたすら報酬を手に入れられます。
マイニング後はプールサイトで動作の確認が可能です。

稼働後のチェック

今回はethermineを利用したので、ethermineのサイトで稼働状況のチェックが可能です。
『http://ethermine.org/miners/』の後ろに0xを除いた自分のウォレットコードを入力すると確認ができます。
下記は私が使っているPCの実際の稼働状況です(2017年8月頃)

 

上記画像はethermineで確認出来る現状のハッシュレートです。
大体、840~880MH/sで稼働しており、マイニング報酬として20万円~30万円が期待出来ます。

アカウントの設定や払い出しの変更

10

ethermineでは稼働しなくなった掘削機をメールで通知してくれたり、払い出しの単位を変更ができます。

【Send a mail if one of my workers goes offline (beta feature)】

稼働しなくなった掘削機をメールアドレスで通知してくれます。
大体1時間~2時間ぐらい稼働していない掘削機があると報告があります。
チェックを入れた上で通知を受けたいメールアドレスを記入しましょう。

【Payment threshold in Ether】

ethermineはデフォルトでは1Etherを発掘すると払い出しが行われます
払い出しは10~0.1Etherに変更が可能です。私はなんとなく3Etherで設定を保存しています。

【To verify your input enter the public IP address of one of your active workers:】

稼働している掘削機のIPアドレスを記入します。複数の掘削機がある場合はどれか1つで良いです。
現在使っているPCのIPアドレスは下記のサイトで確認ができます。

あなたが現在インターネットに接続しているグローバルIPアドレス確認 [サイト]

トラブルシューティング

Q. エラーが出てプールサイトに接続できない

A. ほとんど場合はファイアーウォールにてプールサイトの許可をしてない場合があります。
ファイアーウォールの設定でプールサイトとの接続を許可するようにしましょう。

Q. マザーボードがGPUを5枚認識してくれない
A. マザーボード1枚でGPUを最大5枚~6枚認識するにはBIOSの設定やPCI Expressのレーン設定などが必要になります。
4枚までは問題なく認識する例が多く、まずは4枚でテスト動作させてみるのをオススメします。

Q. Radeon RX580 8Gを使ってますが消費電力が1枚180~190W出しています。
A. Radeon RX580に限った話ではありませんが、コアクロックを下げてメモリクロックを維持します。
コアクロックを下げることで消費電力を抑えることが可能で、メモリクロックを維持することでハッシュレートを下げるのを防ぎます。
当記事だと終わりにこのようなカスタマイズをした筆者の動作画面が紹介されています。

筆者のマイニング環境や使っている製品について

RX580 8GB版を10枚大人買い

さて、マイニングについては一通り紹介しました。最後に筆者のマイニング環境について紹介していきます。
上記の画像は2017年に撮影したものになります。Radeon RX580を10枚購入しました。
このGPUと低価格なCPU・マザーボード・メモリを組み合わせてマイニングをしています。

その他にマザーボードに関しては5~6GPUと接続可能な商品を使っています。PCIe x1が3本~5本、PCIe x16が2~3本の仕様です。
PC電源は800~1000W対応のPC電源を使っています。これはAmazonで購入しました。
PC電源は常に負荷状態で稼働するので長期間保証のある商品を購入する事を強くオススメします。

テスト動作中の一例

マイニングをする時は1枚毎に動作チェックをした後にテスト稼働させています。
画像はその動作時の例で、4枚までは安定して動く事をチェックしています。
5枚、6枚と動かすようにする場合はOSやマザーボードとの相性で動かない場合があります。
GPUを複数枚動かすのは通常の使い方ではないので、これは正直仕方がない事なので欲張りせずに動かすしかありません。

筆者のマイニング環境(実測値)

さて、肝心のGPU1枚の性能に関してはETHは25MH/s、DCRは750MH/sでした。
10枚ではETH 250MH/s + DCR 7,500MH/sです。この性能で大体月10万円~15万円のマイニングをしてくれています。
なお、消費電力は1枚毎に130~140Wを使っています。なお、GPU-Zでは74.4Wと表示されていますがPC上の理論値です。
PC1台にGPU5枚構成なので大体700Wを使っています。このように消費電力・ハッシュレートなどを考慮してマイニングをする必要があります。

GPUのカスタマイズについて

今回購入したRadeon RX580 8GB版はコアクロックが1350MHz, メモリークロックが2000MHzあります。
これをTRIXXと呼ばれるGPUのチューニングをしてくれるソフトウェアでカスタマイズしています。
コアクロックは1130MHzにダウンクロック、メモリークロックは2050MHzにオーバークロックしています。
このようなカスタマイズをする場合、GPUが動作しない場合もあり、何度かフリーズすることもありますので自己責任で行って下さい。

環境に費やした金額に関して

GPUは新品を購入したので大体30万円~40万円掛かりました。
CPU・マザーボード・メモリ・PC電源は去年使ったのを流用していますがこちらも大体5万円~8万円です。
OSがDPS版で1万5000円ぐらい掛かりますのでトータルで60万円前後は使っています。
毎月得られる仮想通貨を考えると4ヶ月~6ヶ月で代金は回収可能です。

なお、GPUに関しては古くなればヤフオクやメルカリで売却しています。
その為、GPUが1枚約2万円で売れるのであれば20万円前後は得られます。
4ヶ月~6ヶ月でマイニング環境の代金を回収、その後もマイニングしながら1年前後でGPUを売却するのが一つのサイクルになります。

このような方法で得られた仮想通貨が、最近の仮想通貨高騰により一気に収益がプラスになりました。
最初に掛かる経費はとても大きいですが、報酬を考えると中々美味しいことを学びました。
今後もマイニング環境を定期的にアップデート出来たら良いなと考えています。

マイニングはほぼ趣味で行うこと

約2年間マイニングした経験から思うことは、マイニングを本格的にしていても仮想通貨の急激な下落でいきなり収支がマイナスになる場合もあります。
このような時になると電気代を考慮するとマイニングを辞めたくなるときがあります。
また、仮想通貨は価格の乱高下が激しく一喜一憂する人は中々馴染めないです。
その為、マイニングに関しては趣味の範囲で行うことをオススメします。

あなたがもし仮想通貨やマイニングに関しての知識が浅いなら、本格的なマイニングなどは少し時間を置いて下さい。
当サイトは長らくマイニングしている経験者達を参考に無理せずに遊べる範囲で楽しんでいます。
このような事が出来るのはパソコンが好きだったり、仮想通貨に興味があるのが理由です。
よく考えてマイニングの計画を立てたり、仮想通貨の勉強をすることをオススメします。

低価格でマイニングPCの構築するには?

今回の記事でマイニングについて興味を持ち、PC一式を用意しようと考えている場合は下記をご参考にしてみて下さい。
下記の記事ではコストパフォーマンスに優れたマイニングPCについてご紹介しております。
自作PCについて知識がない人でもすぐに利用できるような構成となっています。

【2018年度版】コスパに優れたマイニングPCでマイニングをはじめよう!

クラウドマイニングと言う選択肢もあります

今回の記事は自前でGPUなどのマイニング環境を準備することが必須です。
しかし、海外ではクラウドマイニングと呼ばれるマイニングを代行してもらうサービスがあります。
自分でマイニング環境を準備するより費用が掛かりますが、電気代が掛からないメリットがあります。
クラウドマイニングでマイニング入門をするのも一つの選択肢です。
クラウドマイニングで有名な会社『Genesis Mining』の利用方法を下記の記事にてまとめています。

Genesis Miningでクラウドマイニングをしてみよう

皆さんへ管理人からのお願い

皆さんへ管理人からのお願い

このサイトは皆さんに無料で有益な情報をご提供しています。
時にはお金を使って有益な情報を提供をしています。
その他にも、サイト維持費として毎月数千円が掛かっています。
今後も皆さんに有益な情報を提供する為にほんのわずかなご寄付をお待ちしております。
ご寄付は下記のウォレットコードにお送り下さい。

BTC:1H3g4b1E4kzWKPSTsCBvx6gwHVXXudYzfM

ETH:0x36bda176d406de0ba6251ec810724b07b4f24576

また、下記のバナーを押して貰えると助かりますm(_ _)m

-イーサリアム, 仮想通貨
-, , , , , , , ,